ゴールデンレトリバーと聞くと、多くの方が太陽のような黄金色の毛並みを思い浮かべるのではないでしょうか。でも、街中やSNSで見かける、まるでお豆腐のように真っ白で気品あふれるゴールデンレトリバーに目を奪われたことはありませんか。
実は、ゴールデンレトリバーには白に近い毛色を持つタイプが存在します。初めてその姿を見た方は、これって本当にゴールデンレトリバーなの?と驚かれるかもしれませんね。あの透き通るような白い被毛には、実は歴史や種類の違いといった深い理由が隠されているんです。
この記事では、白系の毛色を持つゴールデンレトリバー、いわゆる英国式ゴールデンレトリバーについて、その魅力や特徴を詳しくお話ししていきます。黄金色のタイプとの性格の違いはあるのか、子犬の頃から成犬になるまでに色の変化はあるのか、といった気になる疑問を一つずつ解消していきましょう。
これから新しい家族として迎えたいと考えている方はもちろん、散歩中に出会った白いワンちゃんに一目惚れしてしまったという方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。優しくて穏やかな白いパートナーとの暮らしが、より具体的にイメージできるようにお手伝いさせていただきます。
この記事のポイント
- ゴールデンレトリバーの白に近い毛色の正体と種類の違い
- 英国式ゴールデンレトリバーの性格や気質の特徴
- 白系の個体を選ぶ際のブリーダー選びの注意点
- 子犬から成犬への成長に伴う被毛の色の変化について
- 美しい白い毛並みを維持するためのお手入れ方法
ゴールデンレトリバーの白は英国式の証?特徴と魅力を徹底解説

- イングリッシュゴールデンとアメリカンの違い
- 白に近い毛色のルーツと歴史
- 英国式特有の骨格と体格のよさ
- 優雅で落ち着いた性格の秘密
- 子犬の時期の毛色と成犬になってからの色の変化
- グレートピレニーズとの違い
イングリッシュゴールデンとアメリカンゴールデンの違い
ゴールデンレトリバーには、大きく分けて英国式とアメリカンタイプの二種類があることをご存知でしょうか。私たちが日本でよく見かける黄金色のタイプは、主にアメリカンタイプであることが多いです。一方で、白に近いクリーム色の被毛を持つのが英国式、いわゆるイングリッシュゴールデンレトリバーと呼ばれています。
見た目の違いは色だけではありません。アメリカンタイプはスタイリッシュで活発な印象ですが、英国式は全体的にがっしりとしていて、マズル(鼻先)が少し短く、耳の位置が低めなのが特徴です。この骨格の違いが、独特の優雅で落ち着いた雰囲気を醸し出しているんですね。どちらも同じ犬種ではありますが、並べてみるとその個性の違いに驚くかもしれません。
白に近い毛色のルーツと歴史
なぜゴールデンレトリバーなのに白い個体がいるのか、その不思議な歴史を紐解いてみましょう。もともとこの犬種は、スコットランドの貴族によって鳥猟犬として改良された背景があります。その過程で、冷たい水の中でも作業ができるような丈夫な体と、密度の高い被毛が求められました。
英国で愛され続けてきた血統は、長い年月をかけて淡いクリーム色や白に近い色合いがスタンダードとして定着しました。そのため、この白い毛色は突然変異ではなく、伝統的な血統を守ってきた結果と言えるでしょう。現在でもヨーロッパでは、この明るい毛色の個体が非常に高く評価されており、多くの愛好家に親しまれています。
英国式特有の骨格と体格のよさ
白い被毛を持つ英国式のゴールデンレトリバーは、アメリカンタイプに比べて非常に筋肉質で骨太な体格をしています。胸幅が広く、どっしりとした構えは、見ているだけでも安心感を与えてくれますよね。足も太く丈夫で、全体的に重心が低いのが特徴的です。
この体格の良さは、もともと厳しい自然環境の中で働くために必要なものでした。白く美しい毛並みに隠された、パワフルな身体能力には驚かされることも多いでしょう。成犬になるとその体つきはさらに堂々としたものになり、大型犬ならではの圧倒的な存在感と美しさを兼ね備えるようになります。
優雅で落ち着いた性格の秘密
白系のゴールデンレトリバーは、その見た目通り、非常に穏やかで愛情深い性格をしていると言われています。もちろん個体差はありますが、一般的にアメリカンタイプよりも精神的な成熟が早く、ハイテンションになりすぎない落ち着きを持っている子が多い傾向にあります。
人間と一緒に過ごすことを何よりも喜び、飼い主さんの感情を察する能力にも長けています。そのため、セラピードッグとしても活躍することが多いんですよ。家族に対しては非常に従順で、小さなお子さんがいるご家庭でも良きパートナーになってくれるはずです。その優しい眼差しに見つめられると、日々の疲れもどこかへ飛んでいってしまいそうですね。
子犬の時期の毛色と成犬になってからの色の変化
白いゴールデンレトリバーの子犬を迎える際に知っておきたいのが、成長に伴う色の変化です。生まれたばかりの頃は真っ白に見える子犬でも、成長するにつれて耳の周りや背中のあたりに、薄いゴールドやクリーム色が出てくることがあります。これは自然な生理現象であり、完全な純白というよりは、極めて淡いクリーム色へと落ち着いていくのが一般的です。
将来どんな色になるか予想するヒントは、子犬の耳の色をチェックすることです。耳の色は成犬になった時の毛色に近いと言われているので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。成長とともに深まっていく被毛の色合いは、愛犬と共に過ごした時間の証のようでもあり、とても愛おしく感じられるものです。
グレートピレニーズとの違い
白いゴールデンレトリバーの純白の姿を見て、「グレートピレニーズとどう違うの?」と疑問に思う方は少なくありません。確かに遠目には似た印象を受けるかもしれませんが、この二つの犬種には明確な違いがあります。まず、最もわかりやすいのがサイズと体型です。グレートピレニーズは超大型犬に分類され、ゴールデンレトリバーよりも一回りも二回りも大きく、非常に筋肉質で威厳があります。
体高も体重もピレニーズの方が優に上回り、彼らは家畜を護衛してきた歴史を持つため、がっしりとした体格をしています。一方、白 ゴールデンレトリバーは大型犬の中でも比較的均整の取れた体型で、レトリバー特有の機敏さを持っています。
また、性格や役割も大きく異なります。ゴールデンレトリバーは人間との共同作業を好む友好的な犬ですが、グレートピレニーズは自立心が強く、独立して判断を下す護衛犬としての側面が残っています。どちらも愛情深い犬種ですが、求められる飼い方や訓練の難易度が異なりますので、迎え入れる際はそれぞれの犬種の特性をしっかり理解しておくことが大切ですよ。
関連記事:サモエドとグレートピレーズの違いはなに?見分けるポイントを解説!
白いゴールデンレトリバーと暮らすコツ!価格や寿命のポイント

- 信頼できるブリーダーの見極め方
- 白系の個体の平均的な価格相場
- 健康管理と平均的な寿命について
- 抜け毛対策と白い被毛を保つブラッシング
- 運動量と適切な散歩のペース
信頼できるブリーダーの見極め方
珍しい白いゴールデンレトリバーを家族に迎えたいと思ったら、まずは信頼できるブリーダーさんを探すことが第一歩です。残念ながら、希少価値だけを強調して無理な繁殖を行う業者も存在します。親犬の健康状態や飼育環境をしっかりと公開しているか、遺伝性疾患の検査を行っているかを確認しましょう。
良いブリーダーさんは、犬種のスタンダードや健康面について非常に熱心に説明してくれます。また、購入後も相談に乗ってくれるような、犬への愛情に溢れた方から譲り受けるのが安心です。まずは犬舎を見学させてもらい、お父さん犬やお母さん犬の性格や毛色を直接目で確かめてみることをおすすめします。
参考:ゴールデンレトリーバーの性格と飼い方!ゴールデンレトリーバーとの生活がもっと楽しくなる完全ガイド
白系の個体の平均的な価格相場
白い毛色を持つ英国式ゴールデンレトリバーは、一般的なアメリカンタイプに比べると、市場に出回る数が少ないため、価格はやや高めに設定される傾向があります。血統やブリーダーさんの方針にもよりますが、おおよその目安としては30万円から50万円前後、場合によってはそれ以上になることも珍しくありません。
価格には、親犬の管理費やワクチン代、そして希少な血統を維持するためのコストが含まれています。安すぎる場合は、健康管理がおろそかになっている可能性もあるため注意が必要です。大切な家族の一員となる存在ですから、価格の安さだけで判断せず、その子の背景にあるストーリーやケアの質を重視してあげてくださいね。
健康管理と平均的な寿命について
ゴールデンレトリバーの寿命は、一般的に10年から12年程度と言われています。白い毛色の個体も基本的には同じですが、大型犬特有の病気には注意が必要です。股関節形成不全や皮膚トラブル、そして心臓の病気などは、定期的な健康診断で早期発見することが長生きの秘訣になります。
特に白い被毛の子は、皮膚の状態が目立ちやすいため、赤みや痒みがないか毎日チェックしてあげましょう。食事の管理や適度な運動を心がけ、ストレスの少ない環境を整えてあげることで、シニア期に入っても健やかに過ごすことができます。一日でも長く一緒にいられるよう、日々の変化に敏感でいてあげたいですね。
抜け毛対策と白い被毛を保つブラッシング
白く美しい毛並みを維持するためには、日々のブラッシングが欠かせません。ゴールデンレトリバーはダブルコートという二重構造の毛を持っており、抜け毛の量はかなり多い方です。特に換毛期には驚くほどの毛が抜けますが、これは健康な証拠でもあります。
白い毛は、洋服や家具に付くと少し目立ちやすいという面もあります。スリッカーブラシやコームを使って、アンダーコートをしっかり取り除いてあげましょう。ブラッシングは毛玉を防ぐだけでなく、皮膚の血行を良くし、飼い主さんとのコミュニケーションの時間にもなります。ツヤツヤの白い被毛が風になびく姿は、手入れを頑張ったご褒美のような美しさですよ。
運動量と適切な散歩のペース
穏やかな性格の白いゴールデンレトリバーですが、もとは猟犬ですので運動量はしっかりと必要です。一日に2回、それぞれ30分から1時間程度の散歩が理想的です。ただ歩くだけでなく、ドッグランで自由に走らせたり、ボール遊びを取り入れたりと、知的好奇心を満たす工夫をしてあげると大変喜びます。
また、水遊びが得意な子が多いのもこの犬種の特徴です。夏場などはプールや川遊びに連れて行ってあげると、最高の笑顔を見せてくれるでしょう。運動不足は肥満の原因になり、足腰に負担をかけてしまうため、愛犬の体力に合わせて楽しみながら体を動かす習慣を作っていきましょうね。
総括:白いゴールデンレトリバーと共に歩む幸せな未来

白いゴールデンレトリバーについての魅力、存分に伝わりましたでしょうか。あの神々しいまでの美しさと、包み込むような優しさを兼ね備えた姿は、一度知ってしまうと忘れられない存在になりますよね。ゴールデンレトリバーという犬種の奥深さを、その白い被毛を通して感じていただけたなら嬉しいです。
大型犬との暮らしは、決して楽なことばかりではありません。抜け毛のお掃除や毎日の散歩、食費や医療費など、準備しておくべきこともたくさんあります。しかし、それ以上に彼らが私たちに与えてくれる無償の愛と安らぎは、何物にも代えがたい宝物になります。白いパートナーが隣にいてくれるだけで、何気ない日常がパッと明るく輝き出すはずです。
この記事のまとめ
- ゴールデンレトリバーの白い個体は、主に英国式(イングリッシュゴールデン)という種類である
- アメリカンタイプに比べて、骨太でがっしりとした体格と、穏やかで落ち着いた性格が特徴である
- 子犬の時は真っ白に見えても、成長するにつれて耳や背中に淡いクリーム色が出てくることがある
- 希少な血統のため、信頼できるブリーダーから適切な価格で迎えることが重要である
- 美しい白い被毛を保つためには、毎日のブラッシングと適切な運動、健康管理が欠かせない
白いゴールデンレトリバーとの生活は、まるで優しい雲と一緒に暮らしているような、穏やかで温かい時間に満たされています。あなたが運命の一頭に出会い、素晴らしいドッグライフをスタートさせることができるよう、心から応援しています。もし迷ったり不安になったりした時は、またこの記事を読み返して、彼らとの幸せな暮らしを想像してみてくださいね。


