ゴールデンレトリバーといえば、ゴールドの美しい毛並みが特徴ですが、中には白っぽい個体も見られます。「白いゴールデンレトリバーは珍しいのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、白いゴールデンレトリバーは正式な毛色としては存在しません。ただし、イングリッシュ系のゴールデンレトリバーには色が薄いクリーム色の個体がおり、見た目が白っぽく見えることがあります。そのため、「白いゴールデンレトリバー」と呼ばれることがあるのです。
この記事では、白っぽい毛色のゴールデンレトリバーの特徴や性格、一般的なゴールドとの違いを詳しく解説します。これから飼いたい方や、詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
この記事で分かること
- 白いゴールデンレトリバーの希少性
- 白いゴールデンレトリバーの性格
- ゴールデンレトリバーの種類
- 白いゴールデンレトリバーに似た犬種
- 白いゴールデンレトリバーを飼う際の注意点
白いゴールデンレトリバーはいるの?

- 白いゴールデンレトリバーは正式な毛色?
- イングリッシュ系とアメリカ系の種類の違い
- 子犬の頃は白っぽい毛色が多い
- グレートピレニーズとの違い
白いゴールデンレトリバーは正式な毛色?
白いゴールデンレトリバーは、正式な毛色として認められているわけではありません。JKCの犬種標準では、あくまで「ゴールド」または「クリーム」の範囲内であるとされています。
しかし、白いゴールデンレトリバーはミスカラー(欠点のある毛色)というわけでもありません。遺伝的な要因によって、たまたま淡い色の毛色を持つ個体が生まれることがあるのです。
白いゴールデンレトリバーは、その希少性から人気を集めることもあります。しかし、毛色だけで犬の性格や健康状態が決まるわけではありません。犬を選ぶ際には、毛色だけでなく、性格や健康状態、飼育環境などを総合的に考慮することが大切です。
イングリッシュ系とアメリカ系の種類の違い
ゴールデンレトリバーには、大きく分けてイングリッシュ系(英国系)とアメリカン系(米国系)の2つのタイプが存在します。
イングリッシュ系は、ヨーロッパを中心に繁殖されたタイプで、アメリカン系に比べて体格がやや大きく、骨格もしっかりしています。また、毛色はクリーム色に近い淡い色合いであることが多く、これが「白いゴールデンレトリバー」と呼ばれる個体が多い理由の一つです。
一方、アメリカン系は、アメリカを中心に繁殖されたタイプで、イングリッシュ系に比べて体格がやや小さく、毛色は濃い金色であることが一般的です。
性格にも若干の違いがあります。イングリッシュ系は落ち着いた子が多く、家庭犬として飼いやすい傾向があります。対して、アメリカ系は活発で運動量が多いため、しっかり遊ばせることが必要です。
子犬の頃は白っぽい毛色が多い
ゴールデンレトリバーの子犬の頃は、成犬に比べて毛色が白っぽいことが多いです。これは、子犬の毛がまだ成長しきっておらず、色素が薄いためです。
成長するにつれて、毛色は徐々に濃くなり、成犬になる頃には本来の毛色になります。そのため、子犬の頃に白っぽかった毛色が、成長とともにクリーム色や金色に変化することも珍しくありません。
毛色の変化には個体差がありますが、成犬になるとゴールデンらしい色合いになるのが一般的です。そのため、子犬の頃に白く見えても、成長後に違う色味になることを理解しておくとよいでしょう。
グレートピレニーズとの違い
白いゴールデンレトリバーは、グレートピレニーズという犬種に似ていると言われることがあります。グレートピレニーズは、大型の白い犬種で、その見た目から白いゴールデンレトリバーと混同されることがあるようです。
まず、グレートピレニーズはフランス原産の犬で、主に家畜を守るための「牧羊犬」として活躍してきました。そのため、体格はゴールデンレトリバーよりも大きく、体重も40kg以上になることが一般的です。一方、ゴールデンレトリバーは猟犬として活躍していた犬種で、体重は25~35kg程度とやや小柄です。
見た目は似ていますが、性格や飼育方法には違いがあるため、犬種の特徴をよく理解したうえで迎えることが大切です。
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白いゴールデンレトリバーの性格や特徴の違い

- 白いゴールデンレトリバーの性格はどう違う?
- 白い毛のゴールデンレトリバーの体質や健康面
- 白いゴールデンレトリバーを飼う際の注意点
- 日本で白いゴールデンレトリバーは飼える?
白いゴールデンレトリバーの性格はどう違う?
白いゴールデンレトリバーの性格は、一般的なゴールデンレトリバーと大きくは変わりません。どの毛色でも、基本的に穏やかで人懐っこく、社交的な性格をしています。
ただし、イングリッシュ系のゴールデンレトリバーは、比較的落ち着いた性格の子が多い傾向があります。特にクリーム色に近い個体はイングリッシュ系であることが多いため、アメリカ系に比べて穏やかで冷静な性格になりやすいといわれています。
もちろん、性格は個体差が大きく、育て方や環境によっても変わります。そのため、白いからといって性格が極端に異なるわけではなく、親犬の性格やしつけの影響を大きく受けることを理解しておくとよいでしょう。
白い毛のゴールデンレトリバーの体質や健康面
白い毛のゴールデンレトリバーの健康面は、基本的には通常のゴールデンレトリバーと同じと考えても良いですが、毛色が薄い分注意すべき点もあります。
まず、白っぽい毛色の犬は紫外線の影響を受けやすい傾向があります。長時間の直射日光にさらされると、皮膚が炎症を起こしやすくなるため、日差しが強い日は日陰を利用するか、犬用の日焼け対策をすると安心です。
また、白い毛を持つ犬の中には、遺伝的に皮膚が弱い個体もいます。特に、耳の内側やお腹の部分は敏感なため、定期的にチェックし、異常があれば早めに動物病院で診てもらいましょう。
さらに、白っぽい毛色のゴールデンレトリバーは、加齢とともに毛の色が変化しやすいこともあります。健康に大きな影響はありませんが、成長とともに毛色の変化が見られることを理解しておくとよいでしょう。
白いゴールデンレトリバーを飼う際の注意点
白いゴールデンレトリバーを迎える際には、いくつか気をつけるべきポイントがあります。特に毛色が薄い個体ならではの注意点を知っておくことが、健康的な生活につながります。
まず、白い毛は汚れが付きやすく、こまめな手入れが必要です。散歩の後は足を拭いたり、ブラッシングをする習慣をつけると、毛の清潔さを保てます。また、シャンプーの頻度が増えることも考えられるため、肌に優しい低刺激のシャンプーを選ぶとよいでしょう。
次に、目や耳のケアも大切です。白っぽいゴールデンレトリバーの中には、涙やけが目立ちやすい個体もいます。涙やけを防ぐためには、食事の見直しや目の周りを清潔に保つことが重要です。また、耳の中の汚れもこまめにチェックし、炎症が起きていないか確認しましょう。
さらに、ゴールデンレトリバーはもともと運動量が多い犬種ですが、白い毛を持つ個体でも同様に十分な運動が必要です。特に、肥満になると関節に負担がかかりやすいため、毎日の散歩や適度な運動を習慣化しましょう。健康管理をしっかり行うことで、白いゴールデンレトリバーと長く楽しく過ごせます。
日本で白いゴールデンレトリバーは飼える?
日本でも白っぽいゴールデンレトリバーを飼うことは可能です。ただし、一般的なゴールド系よりも流通が少なく、入手には時間がかかる場合があります。
白っぽいゴールデンレトリバーがほしい場合、イングリッシュ系を取り扱うブリーダーを探すのが最も確実です。ペットショップでは扱いが少ないため、専門のブリーダーや輸入犬を扱う業者に相談するのがよいでしょう。
総括:白いゴールデンレトリバーは珍しい!イングリッシュ系のゴールデンレトリバーを探そう!

白いゴールデンレトリバーの毛色
- 正式な毛色ではなく「クリーム」の範囲内
- ミスカラーではなく、遺伝的に白っぽくなる個体もいる
種類の違い
- ゴールデンレトリバーには「イングリッシュ系」と「アメリカ系」がある
- イングリッシュ系は体格が大きく、毛色がクリームに近い
- アメリカ系は体格が小さめで、毛色がゴールドに近い
子犬の毛色
- 子犬の頃は白っぽい毛色が多い
- 成長とともにクリームやゴールドに変化する
グレートピレニーズとの違い
- グレートピレニーズはフランス原産の牧羊犬で体格が大きい
- ゴールデンレトリバーよりも大きく、40kg以上の重量がある
性格の違い
- 白いゴールデンレトリバーの性格は一般的なゴールデンと変わらない
- イングリッシュ系は落ち着きがあり、アメリカ系は活発な傾向
健康面の注意点
- 白っぽい毛色は紫外線に弱く、皮膚炎になりやすい
- 遺伝的に皮膚が弱い個体もいるため、定期的なケアが必要
飼う際の注意点
- 毛が白いため汚れが目立ちやすく、こまめなケアが必要
- 目や耳の汚れをチェックし、健康管理を徹底する
- 運動量が多いため、適度な散歩と運動が必要
日本での飼育事情
- 日本でも飼えるが流通が少なく、入手に時間がかかる
- イングリッシュ系を扱うブリーダーを探すのが確実
参考文献
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