蝶のような大きな耳が特徴のパピヨン。その愛らしい姿から人気を集めていますが、実は「人気がない」と言われる一面も。いったいなぜなのでしょうか?今回は、パピヨンの人気が今ひとつな理由を5つにまとめました。一方で、そんなパピヨンを愛してやまない飼い主さんも多く存在します。パピヨンが愛されるワケについても深堀りしていきます。
ぜひ参考にしてみてください!
この記事で分かること
- パピヨンが人気がないと言われている理由
- パピヨンを飼ううえでの注意点
- パピヨンの性格と特徴
- パピヨンの魅力
パピヨンが人気ないといわれる理由を徹底解説!
- 意外とデリケートな体質
- 活発すぎる性格でしつけが大変
- 吠えやすい性格
- 抜け毛が多い
- 病気にかかりやすい
意外とデリケートな体質
パピヨンは、蝶のような大きな耳と華奢な体つきが魅力の犬種ですが、その可愛らしい見た目とは裏腹に、非常にデリケートな体質を持っていることが知られています。小さな体の中に大きな心臓を抱えており、興奮すると心臓に大きな負担がかかってしまう傾向があります。また、気管が細いため、激しい運動や興奮によって気管虚脱を起こしてしまう可能性も。さらに、関節も弱く、高いところから飛び降りたり、重いものを持ち上げたりするような行為は避けるべきです。
パピヨンを健康に長生きさせるためには、規則正しい生活が不可欠です。散歩の際は、無理のない範囲で短時間にとどめ、暑すぎたり寒すぎたりする日は室内でゆっくりと過ごさせましょう。また、定期的な健康診断を受け、少しでも異変を感じたら獣医師に相談することがおすすめです。特に、心臓や呼吸器系の疾患、眼疾患などには注意が必要です。
活発すぎる性格でしつけが大変
パピヨンは好奇心旺盛で活発な性格のため、しつけに苦労する飼い主さんも少なくありません。特に子犬の頃はいたずら好きで、家具をかじったり、コードを噛み切ったりするなどの問題行動を起こすことがあります。また、一度気に入った遊びをすると、それを何度も繰り返したがる傾向があり、集中力が続かないため、しつけが難しく感じる飼い主さんもいます。
パピヨンをしつけるためには、根気強く、褒めて育てることが大切です。おやつをあげるなど、良い行動をした時は必ず褒めてあげましょう。また、短い時間で何度も繰り返し練習することで、パピヨンはより早く学習することができます。しつけの際は、犬の年齢や性格に合わせて、適切な方法を選ぶことが重要です。
吠えやすい性格
パピヨンは警戒心が強く、少しでも気になることがあればすぐに吠えてしまうことがあります。来客があったり、外で音がすると、大きな声で吠え続けるため、近隣住民から苦情を言われることもあるでしょう。特に、単独で長時間留守番させると、寂しさから吠え続けてしまうことがあります。
吠え癖を直すためには、原因を突き止めることが重要です。何か特定の物音や人が怖いのかもしれません。まずは、何がパピヨンを興奮させるのかを観察してみましょう。そして、原因となるものをできるだけ取り除くか、パピヨンが落ち着けるような環境作りを心掛けましょう。例えば、騒音源から離れた部屋で過ごさせたり、安心できるおもちゃを与えたりするのも効果的です。
抜け毛が多い
パピヨンは長毛種のため、抜け毛が多いというイメージを持っている人もいるかもしれません。特に換毛期には、大量の毛が抜け落ちるため、掃除が大変だと感じる飼い主さんもいます。また、室内で飼われている場合、カーペットやソファに毛が付きやすく、見た目が気になるという声も聞かれます。
抜け毛を減らすためには、ブラッシングをこまめに行うことが大切です。毎日ブラッシングすることで、古い毛を取り除き、新しい毛が生え替わるのを促します。また、季節の変わり目やホルモンバランスの変化によって抜け毛が増えることがあるため、この時期は特に注意が必要です。
病気にかかりやすい
パピヨンは、小型犬特有の病気にかかりやすい傾向があります。例えば、膝蓋骨脱臼や心臓病、眼疾患などが挙げられます。また、パピヨンは歯周病になりやすい犬種としても知られています。歯周病は、歯の根元に細菌が感染し、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。放置すると、全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
パピヨンを健康に保つためには、定期的な健康診断を受け、歯磨きを習慣にすることが大切です。少しでも異変を感じたら、すぐに獣医師に相談しましょう。
分かりやすく解説してくださっています動画がありますのでよければこちらもご覧ください。
パピヨンが人気ない理由とそれでも愛されるワケ
- とても賢い犬種
- 愛らしい顔と小さな体
- 人懐っこくて甘えん坊
- 遊び好きで明るい性格
- 飼い主への忠誠心が高い
- 小型犬なのに勇敢
- いろんなところに連れて行ける
とても賢い犬種
パピヨンは、その可愛らしい見た目からは想像もできないほど、非常に高い知能を持つ犬種として知られています。しつけの飲み込みが早く、新しいことを教えるのも楽しいでしょう。例えば、簡単なコマンドを覚えさせたり、アジリティに挑戦させたりするのもおすすめです。賢いからこそ、飼い主さんと一緒に様々なことを学んで成長していくことができるのです。また、パピヨンは周囲の人の感情を敏感に察知する能力も備えており、飼い主さんの心の変化にも気づいてくれるでしょう。
愛らしい顔と小さな体
パピヨンの一番の魅力は、なんといってもその愛らしい顔と小さな体でしょう。蝶のような大きな耳と、くりくりとした大きな目が特徴で、見ているだけで心が癒されます。また、小型犬なので、狭いお部屋でも飼うことができ、マンション暮らしの方にもおすすめです。さらに、パピヨンは抱っこをとても喜んでくれるので、飼い主さんと一緒にソファでくつろぐのも楽しいでしょう。
人懐っこくて甘えん坊
パピヨンは、人懐っこくて甘えん坊な性格をしているため、飼い主さんにベッタリとくっついてくることが多いでしょう。撫でてもらうのが大好きで、膝の上に乗っかってくる姿は、飼い主さんの心をぎゅっと掴むことでしょう。また、来客にも比較的フレンドリーで、新しい人と出会うことも大好きです。
遊び好きで明るい性格
パピヨンは、遊び好きで明るい性格をしているため、室内で一緒に遊ぶのも楽しいでしょう。ボール遊びや引っ張りっこなど、様々な遊びを楽しんでくれます。また、散歩も大好きで、飼い主さんと一緒に出かけることを楽しみにしています。公園で他の犬と遊ぶのも大好きで、社交的な一面も持ち合わせています。
飼い主への忠誠心が高い
パピヨンは、飼い主への忠誠心が高い犬種として知られています。一度心を許した飼い主さんには、生涯を通して深い愛情を注ぎます。そのため、寂しがり屋な一面もあり、長時間の一人留守番は苦手です。しかし、飼い主さんが帰宅した時の喜びようは、パピヨンの愛情の深さを物語っています。
小型犬なのに勇敢
パピヨンは、その小さな体からは想像もできないほど勇敢な一面を持っています。例えば、知らない人や動物に対して警戒心を抱き、勇敢に立ち向かうことがあります。しかし、その反面、臆病な一面もあるため、社会化をしっかりと行うことが大切です。子犬の頃から様々な人と動物と触れ合わせることで、社会性を身につけさせることができます。
いろんなところに連れて行ける
パピヨンは、小型犬なので、犬を連れて行くことができない場所でも、一緒に行くことができます。例えば、カフェやレストラン、電車など、様々な場所に連れて行くことができます。ただし、犬の入店が可能な場所かどうかを事前に確認するようにしましょう。また、パピヨンは移動が大好きなので、ドライブにも連れて行ってあげると喜ぶでしょう。
総括:パピヨンは人気ないの?その理由と魅力
パピヨンは、可愛らしい見た目だけでなく、高い知能や人懐っこい性格など、多くの魅力を持っています。しかし、デリケートな体質や活発な性格など、注意すべき点もいくつかあります。パピヨンを迎える際は、これらの特徴をしっかりと理解し、愛情を持って接してあげることが大切です。
パピヨンとの幸せな暮らしのために、ぜひ参考にしてみてください!
以下に今回の記事の要点をまとめました。
パピヨンを飼う上での注意点
- デリケートな体質:
- 心臓や呼吸器が弱く、激しい運動は避けましょう。
- 関節も弱いため、高いところから飛び降りるなど注意が必要です。
- 規則正しい生活と定期的な健康診断が大切です。
- 活発な性格:
- しつけに根気強さが必要です。
- 短い時間で何度も繰り返し練習することが効果的です。
- 褒めて育てることが大切です。
- 吠えやすい傾向:
- 何か特定の物音や人が怖いのかもしれません。
- 原因を突き止め、落ち着ける環境を作ってあげましょう。
- 抜け毛が多い:
- 毎日ブラッシングをして、毛のお手入れをしてあげましょう。
- 病気にかかりやすい:
- 定期的な健康診断と歯磨きが大切です。
パピヨンの魅力
- 高い知能: しつけが早く、飼い主さんと一緒に成長できます。
- 愛らしい見た目: 蝶のような大きな耳が特徴で、癒されます。
- 人懐っこい性格: 飼い主さんにベッタリです。
- 遊び好き: 様々な遊びを楽しんでくれます。
- 飼い主への忠誠心: 一度心を許すと生涯を共にしてくれます。
- 小型犬でお出かけしやすい: 様々な場所に連れて行くことができます。
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